定年後の資産運用に最適!空き家を不動産担保ローンで再生し、賃貸経営で収入を確保した62歳女性の実例を公開

空き家を不動産担保ローンで再生し、賃貸経営で収入を確保した62歳女性の実例

神奈川県在住の山田さん(仮名62歳女性)の場合

定年退職を機に、以前から興味のあった賃貸経営にチャレンジしたいと考えました。

幸い、父親から相続した築古の賃貸用住宅(空き家)が都内にあります。

この物件をリフォームして賃貸に出せば、安定した家賃収入が見込めるはずです。

しかし老朽化が進んでおり、このままでは借り手がつかない状況でした。

山田さんは「物件を改修するための投資資金をどう工面しよう」と頭を悩ませます。

自己資金だけでは十分なリフォーム費用を捻出できないため、山田さんは思い切って不動産担保ローンで改修資金を借り入れる決断をします。

リフォーム後に物件を貸し出せば家賃でローンの返済原資を確保できると見込んだからです。

もともと相続物件に住宅ローン等の借入はなかったため、担保余力も十分でした。

ローン会社に相談すると、「空き家状態の相続物件でも賃貸計画があれば前向きに検討します」とのことで、エリアの評価も考慮して希望額の融資が実行されました。

融資金を使って老朽化した設備を一新し、耐震補強も兼ねた大規模リフォームを行いました。

その結果、見違えるように綺麗になった物件にはすぐに借り手が見つかり、賃貸契約が成立します。

山田さんは賃借人が入居してから元本返済を開始するプランをローン会社と取り決めていたため、家賃収入で無理なく返済をまかなえています。

当初の目論見通り、不動産担保ローンで調達した資金を投じることで空き家活用に成功し、新たな不動産投資収入を得ることができました。

山田さんは「銀行では空き家のままでは融資が難しいと言われましたが、専門のローン会社に相談したら親身に対応してもらえました。今では毎月の家賃が年金プラスアルファの収入になっています」と喜んでいます。

このケースは、不動産担保ローンが単にお金を借りる手段にとどまらず、資産を有効活用して新たな収入源を生むための投資資金としても役立つことを示しています。

資金使途が自由な点はこのような投資目的でも大きなメリットで、不動産の評価額内であれば自己資金では難しい事業にも踏み出せるのです。

もっと身近な例では、たとえば「長年住んだ自宅を担保にしてアパート経営のための土地を購入した」ケースや、「所有する土地を担保に事業用不動産を取得して賃貸業を始めた」という話もあります。

重要なのは、投資による収益でしっかりローンを返済できる見通しを立てることです。

山田さんはプロの不動産業者にも相談し、見積もり段階から家賃相場や利回り計算を行ったうえで借入額を決めています。

こうした計画性があれば、不動産担保ローンは資産拡大の強力な後押しとなるでしょう。