不動産担保ローンを申し込む際に、「自分は審査に通るだろうか…?」と不安な方に向けて、審査が比較的通りやすいと評判の金融会社を紹介したいと思います。
一般的に審査難易度が低いのはノンバンク系ですが、その中でも特に柔軟な対応で人気の会社をピックアップしました。

AGビジネスサポート(アイフルグループ)
柔軟な審査と全国対応でNo.1
「AGビジネスサポート」は、大手消費者金融アイフルのグループ会社で、不動産担保専門の「不動産担保ビジネスローン」を提供しています。
法人・個人事業主向けの商品ですが、特徴は何といっても審査の柔軟さとスピードです。
赤字決算の会社や、銀行借入をリスケ中(返済猶予中)の事業者でも、AGビジネスサポートなら前向きに検討してもらえる可能性があります。
実際、他の金融機関から融資を受けられないようなケースでも相談可能で、「柔軟な審査で借入できた」という声も多いです。
融資額は100万円~5億円と幅広く、抵当順位も不問(第二抵当以下でもOK)なのも魅力。
審査回答は最短1日、融資実行も最短3日という速さで、「急いで資金が必要だけど銀行は無理だった…」という場合の強い味方です。
全国の不動産を担保にできるため、地方の方でも利用できます。

セゾンファンデックス(クレディセゾングループ)
大手グループの信頼と即日回答のスピード
「セゾンファンデックス」は、クレディセゾンの子会社で、事業者向け不動産担保ローンを全国展開しています。
年間7,000件もの申込実績がある人気ローンで、最短即日で仮審査回答をしてくれるスピード感が高評価です。
融資額は500万円~5億円と大口にも対応可能で、金利もノンバンクにしては低めの水準です。
セゾングループという東証プライム上場企業のバックボーンがあり安心感があること、「銀行と異なる審査基準で不動産担保力を重視する」姿勢から、中小企業や個人事業主の強い味方として選ばれています。
実際に「銀行で断られた事業者でも柔軟に審査してくれる」「専門スタッフが親身にサポートしてくれる」といった評判もあり、審査不安な方にとってまず相談したい一社です。

MIRAIアセットファイナンス
信用情報に不安があってもOK!土日も審査可能
「MIRAIアセットファイナンス」は、2024年設立の新興ノンバンクながら、独自のサービスで注目されています。
特徴はまず審査スピードで、土日祝日も営業しており審査結果は最短即日回答、融資も最短翌日という業界トップクラスの速さです。
さらに、他社ローン返済中でも申し込み可能で、カードローンや住宅ローンの返済中でも不動産価値を見ながら柔軟に審査してくれます。
そのため「信用情報に不安があっても借りられる場合が多い」とされ、金融事故歴があっても不動産さえしっかりしていれば門前払いされない懐の深さがあります。
融資額も30万円~5億円と少額から超大口まで対応。(※ 沖縄県のみ不可)
まだ歴史は浅いものの、「土日でもすぐ対応してくれて助かった」という利用者の声も聞かれ、今後有力な選択肢となるでしょう。

ニチデン(株式会社日電社)
ブラック歓迎?関西限定の駆け込み寺
「ニチデン」は、関西を拠点に展開する老舗の事業者金融で、審査の甘さに定評があります。
「他で借りれないような信用状況でも親切に対応してくれた」「ブラックだった私にも快く融資してくれた」といった利用者口コミがあるほどで、極めて審査通過率が高いことで知られます。
実際、公式にも「信用情報に傷がある人でも借りられたという安堵の声」が紹介されており、過去に金融事故がある方の最後の砦的存在です。
金利は年4.8%~14.6%と上限は高めですが、初回利用100日間無利息キャンペーンなどユニークなサービスも行っています。
また審査スピードも非常に速く、手続き最短10分・即日融資可能と驚異的。(※ ただし対応エリアが関西地域限定)
店舗来店不要で、必要に応じてスタッフが訪問してくれる「訪問貸付」にも対応しており、地域密着型ならではのフットワークの軽さがあります。
注意点は関西エリア(主に大阪)限定であることと、怪しい口コミも散見される点ですが、正規登録業者として長年実績を積んでいます。

その他審査に通りやすい主なノンバンク
上記以外にも、「審査が甘い」と言われる不動産担保ローン取扱会社はいくつかあります。
例えば、「総合マネージメントサービス」(全国対応)、「アビック」(主に関西・中部、第二抵当以下も可)、「日宝」(独自審査で柔軟対応と口コミあり)、「マテリアライズ」(個人向けに審査緩めとの情報)などです。
また、首都圏特化ですが「丸の内AMS」や「アサックス」も不動産担保融資の実績が豊富で、借り換えなどに応じてくれることがあります。
特にアサックスは融資上限10億円・最低金利1.95%~とスペックが高く、関東圏の方なら検討の価値があります。
いずれにせよ、審査通過率が高い会社ほど金利や手数料も高めになる傾向があるため、「借りやすさ」と「借りた後の負担」のバランスを考えて選ぶことが大切です。

審査が通りやすい金融機関を紹介しましたが、誰でも借りられるという事ではありません。
あまりに状況が厳しい場合、担保提供者を増やしたり、事業計画を綿密に練ったりといった工夫も必要です。
また無理に借りずに不動産を売却してしまう選択肢も時には検討してください。
