不動産を担保にお金を借りる――それは大きな決断です。
家や土地を差し出すなんて考えるだけでドキドキですよね。
「本当に信頼できる会社なのか?」と不安になるのは当然でしょう。
そこで今回は、株式会社ABCサニーの不動産担保ローンについて、ネット上の口コミや評判を徹底調査しました。

喜びの声も!低金利と柔軟な融資条件が魅力
まず目を引くのは、金利の低さと融資条件の柔軟さに関する好意的な声です。
ABCサニーの不動産担保ローンは年利4.1%~7.5%固定と、ノンバンク業者の中ではかなり低めに設定されています。
多くのノンバンクが年率10%超えの金利を掲げる中で、上限7.5%というのは驚きです。

実際、ある利用者は「金利もそこまで高くないし、支払い方法も選べるし、なにより対応がよくて嬉しかった」と満足げに語っています。
この方は個人で収益物件購入のために融資を利用し、「個人でも借入できるのがありがたい」と、法人だけでなく個人でも使える点を評価していました。
さらに融資条件の面では、最長30年というゆとりある返済期間が大きな魅力です。
通常、銀行のフリーローンや事業資金ローンは10年程度が上限ですが、ABCサニーなら最長360回(30年)の分割払いが可能です。
実際に借り換え目的で利用した方は「返すのが最長30年っていうのはさすが。1ヶ月の負担が少なくできる点でとても優れている」と長期返済のメリットに太鼓判を押しています。
この方は他社で借りていた高額ローンをABCサニーに乗り換えたことで月々の返済負担が減り、思わず「こちらが一番便利」と笑顔になれたそうです。

長期の設定があることで、無理のない返済プランを組みやすいのは大きな安心材料でしょう。
融資スピードについても見逃せません。
公式サイトによると「ご融資まで最短3日」とあり、相談から実行まで迅速な対応が可能とうたっています。
もちろん不動産の査定や契約手続きがあるため即日とはいきませんが、それでも数日~1週間程度で融資実行できるケースがあるのは心強いです。
実際の利用者からも「大手の消費者金融と違って融資までに少し時間はかかったけど、額が額だしそれも当たり前かなと納得」という声が聞かれ、金額の大きさを考えれば妥当なスピードだと受け止められていました。
「もう少し早ければもっといいのにな~」という本音も漏れていましたが、慎重な審査が行われている裏返しとも言えそうです。

ABCサニーの「4.1%不動産担保ローン」は資金使途が完全に自由で、事業資金から生活費、おまとめローンまで幅広く対応できます。
個人・法人いずれも同じ条件で利用でき、銀行のように用途ごとに別商品に分かれていない点は利用者にとって便利でしょう。
事実、先述の利用者も「法人でも個人でもいけるのはあんまりないので助かった」と述べています。
不動産さえ担保にできれば総量規制(年収の1/3制限)に関係なくまとまった資金を借りられるため、「カードローン6社から500万円借りて毎月20万返済していた方が、自宅不動産を担保に一本化して負担軽減できた」という事例も公式サイトで紹介されています。
銀行からは希望額が多すぎると断られた人でも、ABCサニーなら不動産評価次第で柔軟に対応してもらえる可能性があるわけです。

所在地は東京ですが、日本全国(主に政令指定都市圏)にある不動産を担保に相談可能とのこと。
担当者との面談が基本必要ですが、遠方の場合は出張対応もしてくれるので地方在住でも利用しやすいです。
例えば私の古巣の会社では東京のお客様ばかりでしたが、ABCサニーさんは大阪や福岡など地方都市の案件にも積極的に対応しているようです。

平日は仕事で忙しい方でも週末に相談できるのは、大手銀行にはないきめ細やかなサービスですね。
営業時間も水曜は20時まで延長しているなど、働く人に配慮した姿勢がうかがえます。
まとめると、ABCサニーには「低金利」「長期返済」「用途自由」「迅速対応」といった魅力が揃っています。
実際の口コミでも「借入できて嬉しい!」という喜びの声が上がっており、利用者の満足度がうかがえます。

賛否両論の接客対応、その実態は?
サービス内容に魅力がある一方で、スタッフの対応については意見が分かれているようです。
ある利用者は「スタッフの対応は良いと思う」と高評価をしていました。
実際、融資相談のヒアリングから契約まで親身に対応してくれた、という声も耳にします。
私自身、以前勤めていた会社でお客様対応をしていた際、「丁寧に話を聞いてくれて安心した」と言っていただけたことがあり、金融業ではコミュニケーションの温かさが何より大事だと痛感しました。

実際に融資を受けた方から「なにより対応がよくて嬉しかった」とのコメントが出ているのは、その成果かもしれません。
しかしながら、否定的な意見も少なくありません。
とくに多く聞かれたのが「若いスタッフの敬語がおかしかった」という指摘です。
ある投稿では「最近じゃあまりローン会社では見なくなった若いスタッフさんが対応してくれたんだけど、敬語がおかしいよ。ABCサニーさん、ちゃんと教育した方がいいよ」と辛辣な意見が寄せられていました。
経験の浅い社員によるぎこちない応対に戸惑った利用者がいたようです。

口コミの「教育した方がいい」という苦言は、会社として改善すべきポイントでしょう。
また、Yahoo知恵袋でも対応の悪さを訴える声が散見されました。
2012年と少し古い投稿ですが、「ABCサニーって駄目ですね?対応悪いし、キレかけました。殿様経営だわ。」という怒りの書き込みもあります。
これに対する回答では「所詮街金(街の金融)だから期待しない方がいい。金貸し業は客の方が上から目線で見られる数少ない業種」といった厳しい意見もあり、利用者のフラストレーションが伝わってきます。
確かに、一部の業者では「貸してやる」という横柄な態度を取る担当者も存在します。
幸いABCサニーの口コミにはそこまで露骨な「横柄さ」を指摘する声は少ないものの、お客様側が不快に感じる対応があったのは事実のようです。

この方は残念ながら審査に通らなかったものの、スタッフの応対自体には好印象を持ったようです。
断り方が丁寧であれば、借りられなくても「ここなら信頼できる」と感じるケースもあるのでしょう。
実際、私が働いていた会社でも審査落ちをお伝えする際には誠心誠意説明するよう心がけていました。
金融業においては結果がNGでもプロセスで信頼を得ることが大切です。
ABCサニーのスタッフ対応についての評判は「親切で安心できた」という声と「対応に不満・違和感を覚えた」という声が半々というのが正直なところ。
口コミ全体が五分五分に分かれるというデータとも一致しています。
この賛否両論の評価から言えるのは、スタッフの質にバラつきがある可能性です。

もちろん会社として接客向上に取り組んでいるはずですが、利用者としては「ちょっと頼りない?」と感じる場面もゼロとは言えないでしょう。
もし相談してみて話しにくさを感じたら、遠慮せず担当を替えてもらうのも一つの手です。
金融取引は信頼関係が命ですから、納得いかない対応をそのまま我慢する必要はありません。
総じて、ABCサニーの接客に関する評判は「人による」部分がありそうです。

落胆の声も…利用できないケースと注意点
口コミを調べる中で、「借りられなかった」「相手にしてもらえなかった」といった残念な声もいくつか見受けられました。
例えば、ある投稿者は「おまとめローンをここでしようと思ったのが私の間違いでした。全然、相手にしてくれなかったわ」と憤っています。

別の方も「とても残念なことにABCサニーからは融資を受けることが出来ひんかった」と嘆いていました。
こうした落胆の声から浮かび上がるのは、いくつかの利用できないケースが存在するという現実です。
では、どのような場合に利用が難しいのでしょうか。
まず一つ考えられるのは、担保不動産の条件です。
ABCサニーは基本的に日本全国対応とはいえ、実際には都市部の不動産を主な対象としています。
公式情報でも「地方で政令指定都市以外の不動産は対象外となることがある」と明記されており、地方の小さな町村の物件などは融資対象外になる可能性が高いです。
もし郊外の田舎に土地を持っていても、それだけでは希望額の融資は受けられないかもしれません。

希望額に対して不動産評価額が見合わなければ、融資実行は難しいでしょう。
おまとめローンを断られた方も、もしかすると担保評価や収入面で希望額に届かなかったのかもしれません(詳細は分かりませんが…)。
ノンバンクとはいえ誰でも無制限に貸してくれるわけではなく、担保評価額以内という基本は守られます。

ABCサニーは不動産担保ローン専門なので、不動産以外の資産では原則融資をしません。
公式サイトや解説記事によれば、「有価証券や自動車、売掛金などを担保にすることはできない」とのことです。
たとえそれらに価値があっても、扱う商品が不動産担保ローンのみなので対応できないのです。
また、無担保ローンや第三者保証のみの融資プランも一切ありません。
例えば会社経営者の方が「自社の信用だけで借りたい」と思っても、ABCサニーでは不動産を出さない融資は不可ということです。
これはもう業態上仕方ない部分ですね。
多様な資金ニーズに幅広く応える万能型ではなく、あくまで不動産を活用した資金調達に特化した専門店と捉えるべきでしょう。

まず、不動産の調査費用です。
口コミの中には「不備があったわけではないと思うんですが、不動産調査のための費用がかかってしまって…そこだけちょっと残念」という声がありました。
具体的な金額はケースバイケースでしょうが、物件の評価をするには登記や査定に手間がかかるため数万円程度の調査費用が請求される場合があります。
この点、公式サイトには事務手数料や調査料について明確な記載がなく、問い合わせて確認する必要があるようです。
大手銀行などでは担保評価費用を銀行側が負担することもありますが、ノンバンクでは利用者負担となることが多い印象です。

そして何より重要なのは、返済計画に無理がないかという点です。
これはABCサニーに限った話ではありませんが、不動産担保ローンは返せなくなったときのリスクが極めて大きい金融商品です。
担保提供によって高額の融資が受けられる反面、万一返済不能に陥れば大切な不動産を失う可能性があります。
言い換えれば、銀行で借りられないような厳しい状況の人でも不動産次第でお金が借りられてしまうため、つい安易に飛びつくと危険だということです。

定期収入と現実的な返済プランがあって初めて有効なローンなのであって、そうでないと「せっかく不動産を担保に入れたのに結局手放す羽目に…」なんて失敗にもなりかねません。
以上のように、ABCサニーの不動産担保ローンには「利用できないケース」と「利用時の注意点」が存在します。
都市部の不動産を持っていて、適切な借入額であれば心強い味方になりますが、そうでない場合は融資を断られるか、返済に苦しむリスクもあります。
口コミの落胆の声は、そのまま利用者への教訓だと言えるでしょう。
「借りられなかった…」という声の裏には何故借りられなかったのかの理由が必ずあります。
自分の場合に当てはめて考え、事前によく準備・対策をしておくことが大切です。
不動産担保ローンは諸刃の剣ですが、上手に使えば強力な資金調達手段です。

まとめ:信頼できるか見極め、自分に合った選択を
ABCサニーの口コミや評判を総ざらいしてきましたが、良い点も悪い点もリアルな声が見えてきました。
低金利や柔軟な条件に「頼もしい!」と胸が弾む一方、スタッフ対応や利用条件には「うーん」と首をかしげる部分もあるようです。
とはいえ、最終的に大事なのはあなた自身の判断でしょう。
不動産を担保にする以上、他人の評判だけでなく、ご自身の状況と照らし合わせて冷静に見極めてください。
もし「これならいける」と思えるなら、思い切って相談してみる価値はあります。
実績豊富なABCサニーなら、あなたの不安を受け止め、ベストな提案をしてくれる可能性は高いです。
